地域包括支援センターのDXの活動報告!職員の方のお悩みにタダカヨが伴走します!
〜現場の「できない」を「できた!」に変える、業務効率化の新しい学び場〜

「包括は、DXでどう変わるの?」「空いた時間で何ができるの?」 地域包括支援センターが抱えるそんな疑問や不安を解決するため、NPO法人タダカヨは包括DXとして地域包括支援センターに特化したコンテンツを配信しています。私たちは、地域包括支援センターがDXを通じて生まれた時間や可能性を最大限に活かせるよう、伴走者としてサポートを続けています。
活動内容:包括職員に特化した学びの場を提供
包括DXプロジェクトでは、地域包括支援センターの職員様に特化したオンライン講座「包括DXタダスク」を毎月開催しています。
包括職員の勤務時間に合わせた日程で、超初級者でも安心して学べるよう工夫しています。
過去の開催テーマ
過去の実施テーマをご紹介していきます。
6月17日「地域包括支援センターの現場で使える!デジタルのちょっとイイ使い方」(参加者124名)

・講師から一言
地域包括支援センターの人員不足や、地域の人口減少は全国の課題かと思います。北海道北広島市の包括でどのようにデジタルを推進したかをわかりやすくお伝えしました!沢山の皆さんにご参加頂きありがとうございました!

【プロフィール】
まこと
活動地域:北海道
サービス種別:地域包括支援センター
職 種:主任介護支援専門員、介護DX担当
保有資格:主任介護支援専門員、介護福祉士、スマート介護士Expert、情報セキュリティマネジメント、柔道二段
・講師から一言
このような活動に関心を持ってくれる仲間を募れたのが一番の成果だと思っています。

【プロフィール】
シン
活動地域:北海道
サービス種別:地域包括支援センター
職 種:社会福祉士
保有資格:社会福祉士、主任介護支援専門員、介護福祉士、精神保健福祉士
7月15日「セキュリティ、ちょっとだけ知っておこう〜情報をまもる、わたしの新習慣〜」(参加者45名)

・講師からの一言
先日のセキュリティ講習、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
「セキュリティ研修って、なんだか堅苦しい…」そんなイメージを払拭し、皆さんが前向きな気持ちになれる時間にしたい!というのが、今回の私たちの大きなテーマでした。
だから、いきなり「あれはダメ!」と禁止事項を並べるのではなく、「こういうこと、皆さんの職場でもありませんか?」と思わず頷いてしまうような、リアルな物語から始めました。
いただいたアンケートを拝見し、この狙いが皆さんの心にまっすぐ届いたことを実感しています。特に、「ついさっきやらかしたことに気付き汗が出てきました」という非常にリアルなお声には、私たちもハッとさせられました。これこそが、セキュリティが「他人事」から、自分自身の物語になった何よりの証拠だと感じています。
その「自分ごと」になった気持ちを、私たちは「規則だから守る」という義務感ではなく、『セキュリティは、ルールじゃない。信頼を守る、プロの作法。』という、もっと誇らしい意識に繋げたかったのです。お客様や仲間からの信頼を守るための、プロとして美しく、カッコいい振る舞いだと捉えられたら、きっと自然に身につくはず。「CC, BCCの違いをはじめて知りました」といったご感想もいただき、改めて基礎を丁寧に、そして具体的な「作法」としてお伝えすることの重要性を痛感しました。
この講習で手にした「自分ごと」の意識と、ポケットに入れた「お守り」が、皆さんの日々の業務を少しでも明るく、確かなものにするきっかけになれたなら、本当に嬉しいです!いただいた温かいお声を励みに、これからも皆さんの力になる講習を届けていきたいと思います。
改めて、ご参加いただき、誠にありがとうございました!

【プロフィール】
ノブブ
活動地域:埼玉県、東京都
サービス種別:医療機関、在宅訪問診療、デイサービス
職 種:ソーシャルワーカー、医事課
好きなツール: kintone、Canva、ChatGPT
Google Workspace、Splashtop、MCS(メディカルケアステーション)、WIX
保有資格:社会福祉士
精神保健福祉士
介護支援専門員
情報セキュリティマネジメント
kintoneアプリデザインスペシャリスト
スマート介護士Expert
8月19日「『私でもできた!』安心してつながるオンライン会議入門」(参加者47名)

・講師からの一言
「安心してつながる」ことをテーマにお話しました。
会議や研修などでZoomの利用機会が増えている方も多いと思います。でも、会議や研修中にアイコンをクリックするのは気が引ける・・・
「これクリックして大丈夫?」「ひょっとして私だけついていけてない?」そんな不安が解消できていたら嬉しいです。
また、カンファレンスや家屋調査での利用をご紹介しました。関わる皆さんの時間や労力、コストを削減できることを知っていただきたいです。
Zoomをはじめオンライン会議ツールもどんどん進化しています。録画や文字起こしを設定して利用することが標準になっています。いまやAIによって、会議のこれまでの内容を教えてくれたり、終了後に会議の要約を作成してくれます。
いままで時間がかかっていた、会議後の議事録作成も短時間でラクに行なえます。その短縮できた時間を、ほかの大切なことに使えるようになるといいですよね!
「次のあの会議はオンラインでやってみようかな。」「今度のカンファレンス、Zoomでやってみたいんだけど、ホストをお願いできますか?」こんなことが増えていくと嬉しいです。
「チャット初めて送信します !」と送ってくださった方が、その後もたくさんチャットを送ってくれたことが、とても嬉しかったです。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
これらの講座を通じて、ITツールへの苦手意識をなくし、自信を持ってDXに取り組めるよう支援しています。

【プロフィール】
はっち
活動地域:大阪府
サービス種別:福祉用具専門相談員
職 種:住宅改修、福祉用具貸与・販売
保有資格:福祉住環境コーディネーター
福祉用具プランナー
石綿含有建材調査者
介護ITインストラクター
JPEA認定プレゼントレーナー
参加実績:着実に広がる学びの輪
これまでの3回のタダスクには、延べ216名の包括職員様にご参加いただきました。これは、包括職員の皆様が、DXの必要性を感じていることの表れだと考えています。
参加者の声
- 「Googleフォームの作り方はタダカヨで学びました。本当に本当に助かりました。研修案内、アンケート、名簿作成、パワーポイントの作り方等、時間がかかりとても苦労しています。」
- 「地域包括支援センターや介護の中でもよくICT化が求められているけど、なかなかうまく進んでいないのだなという現状を知った。ただ、使えたら便利なものはすごく多かったので、他の機関とも共有できるようにしていけたらいいなと思った。」
- 「セキュリティとは何ぞや、というところからのお話、とてもわかりやすかったと思います。ただ使うのではなくて安全性について学べました。」
- 「CC、BCCの違いをはじめて知りました(笑)とても分かりやすく、勉強になりました。メールでの送信で気をつけることがわかってよかったです。ついさっきやらかしたことに気付き、汗が出てきました。」
- 「とても聞きやすくためになる情報をありがとうございました。ついゆるんでしまうところですが、気が引き締まりました。」
私たちは、これからも包括職員の皆様に寄り添い、働きやすい環境づくりと、地域に必要とされる包括支援センターの実現に貢献してまいります。
最後に
タダカヨは『包括DX』を通じて、より多くの地域包括支援センターの職員の皆様にもIT活用のメリットを伝え、業界全体の生産性向上と質の高いケアの実現に貢献してまいります。
皆様からの貴重なご意見に感謝し、今後も新しい挑戦を続けてまいります。
10月以降も計画中です。
最新情報は、ホームページやSNSで発信していますので、ぜひご確認ください。
これからも、「お金のかからないIT」を広めるために、精力的に活動していきます。
引き続きご支援のほど、宜しくお願い致します。