NPO法人タダカヨは、全国の職能団体に所属している介護従事者のITスキルアップを応援したいという想いから、団体向けに無料オンラインPCスクール「タダカヨの出張タダスク」を開催しています。
今回は、令和6年9月19日に秋田県中央地区介護支援専門員協会さんから、地域ケアマネジャーの業務改善を図りたいとのお問い合わせがあり、開催する運びとなりました!

当日の流れ 15:00~16:30

15:00
オリエンテーションタダカヨと講師の紹介
15:10
座学
情報セキュリティー~正しく恐れる~
オンラインモニタリングについて
15:40
レベル別各ブレイクアウトルームの紹介
(初級・中級・上級)
15:50
ブレイクアウトルームを選択し個別学習

・(初級)
明日から使える!お手軽だけど効果は絶大!ケアマネICT小技特集 

・(中級)
GoogleLensからのGoogleWorkSpace部屋

・(上級)
生成AIケアマネジメント 部屋

16:30
終了

座 学

情報セキュリティー
〜正しく恐れる〜 20分

ケアマネジャーが、情報セキュリティについて正しい認識を持ち、業務にICT(情報通信技術)を活用できるようにするための研修を行いました。ICTは既に社会の重要なインフラの一部であり、介護業界においても、電話やFAXだけでは対応できない課題を解決し、スムーズな連携を実現するために大いに役立っています。しかし、ICTにはリスクも伴います。USBメモリの紛失やウイルス感染などの危険性が存在しますが、正しい知識と適切な対策を講じることで、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。今回の研修では「正しく恐れる」ことの重要性を学び、過剰に恐れるのではなく、適切なルールに基づいた安全なICTの活用方法をお伝えしました。

オンラインモニタリングについて 10分

ケアマネジャーの皆さんの業務効率を向上させるため、オンラインモニタリングに関する研修を行いました。リモートでのモニタリングは、訪問や移動の時間を削減し、より多くの利用者を支援できる可能性を秘めています。研修では、オンラインモニタリングのメリットだけでなく、法令に従い、利用者や主治医からの同意を得る手続きや、安全なモニタリングを行うための適切なツールの使用方法についても学びました。現行の介護報酬制度では2か月に1回の訪問が義務付けられていますが、リモートモニタリングを活用することで、生産性の向上と訪問回数の削減が可能となり、より多くのケアを提供できることをお伝えいたしました。

参加者のITスキルレベルに合わせて、初級・中級・上級のお部屋を用意しました。これにより、参加者は自分のレベルに合ったお部屋を選び、ITスキルを学ぶことができます。ICTがどのように業務に活用され、どのように変化をもたらすのかを、実際に見て体験することができます。今回はその一部を動画で紹介いたします。

明日から使える!お手軽だけど効果は
絶大!ケアマネICT小技特集

GoogleLensからの
GoogleWorkSpace部屋

生成AIケアマネジメント部屋
ChatGPT

田県中央地区介護支援専門員協会
会長 松本慶一様

タダスクへ申し込んだきっかけは?

コロナ禍真っ只中の中で、私たちは否応なしにICTを活用した業務が当たり前の世の中となりました。そんな中、初めてタダカヨの佐藤理事長と知り合い、秋田県介護支援専門員協会とのお付き合いが始まりました。
今となっては、ICT活用による業務効率化、生産性向上は避けては通れない至上命題。
タダカヨさんの様々なコンテンツにより、レベルに応じた研修は介護支援専門員のICTスキルを間違いなく底上げしてくれる事を確信し依頼いたしました。

タダスク開催への不安ありましたか?

事前の打ち合わせによる方向性の確認や、進行の打ち合わせもあり、目的に沿ったコンテンツ提示もいただいておりましたので何も不安はございませんでした。

タダスクを受講された参加者の反応はどうでしたか?

頼れる講師陣の懐の深さ、丁寧な対応にみなさん安心されて受講されておりましたし、レベル別の研修により満足度が非常に高かったと思います。
本当にありがとうございました!

アンケート内容
・ICT化する事によって、業務の効率化が出来るだろうなとは思っていましたが、具体的にどうやればいいのか分かっていませんでした。ICTと車は現社会では、重要な社会インフラになるとの言葉は衝撃を受けました。今回、おハムさんのブレイクルームに参加させて頂きましたが、セル参照シートを活用して行けば、分厚い個人カルテも全部ブラウザに保存出てると思い、少しづつ業務に活かしたいなと思いました。ただ、冒頭でも話がありましたように、情報の漏洩事故も多いので、正しく恐れて行きながら業務に活用して行ければと思いました。

・ケアマネになり日が浅いのに参加させて頂きありがとうございました。私はまだまだアナログで、付いて行くのが精一杯でした。 実務もまだまだですが、パソコン、スマホ、タブレットを使いこなす事に四苦八苦です。それでも学習していかないといけないので、大変ですが、出来ないを出来るに変える事ができるように努力していきたいと思います。少しずつ、進もうと思います。第2回の研修も頑張って付いて行こうと思います。 ありがとうございました。

・丁寧にパソコンの小技を教えていただきました。実際には現在パソコンを使いこなせていない状況ですが、自分の業務を見直して、効率的に仕事が出来る様に活用していきたいです。

・「正しく恐れる」この言葉を聞いて、まさにその通りだと思いました。時代の進化を否定していたわけではありませんが「無理・理解できない。」と初めから拒否している部分がありました。初心者の私は【おハムさん】のブレイクアウトルームに参加させていただきましたが、今現在私が活用している内容でした。理解できないと拒否していたICT活用を利用している自分に驚きました。少し自信が付き「もっと知りたい」という気持ちになっています。おハムさんが、一つ一つのワードの意味を説明してから内容に繋げてくれたおかげです。正しく理解できればリスク回避になること、どの分野でも一緒だと改めて納得できました。後半時間が足りなかったことが残念でしたが、楽しい研修でした。ありがとうございました。

・携帯でGoogleレンズから文章を読み取りし、それをそのままパソコン上に貼り付けできる事を始めて知りました。 各サービス事業所からのFAX文章等を支援経過に落とし込む効率化が出来ると思いました。

研修後の学びを定着させ、ツールの活用を促進するため、研修終了後に当日のアーカイブ動画を期間限定で参加者に配信しています。座学やブレイクアウトルーム(初級・中級・上級)のすべてのセッションが専用サイトから閲覧可能です。ICTなどの新しい知識は、1回の講義では理解しづらいことが多いため、動画を繰り返し視聴することで技術の習得を目指します。

当日のブレイクアウトルームは3つのセッションから1つしか選べませんが、ご安心ください!研修後に専用サイトから残りの2つのセッションも視聴可能です。

タダカヨの出張タダスク

介護支援専門員向け職能団体の法定外研修にオススメです。

ICT研修を通じて、介護支援専門員の業務効率化を実現し、時間と労力を大幅に削減しましょう。これにより生まれた時間的余裕を、利用者との関わりやケアマネジャー本来の業務に充てることができます。また、ICTは同僚との連携をスムーズにするツールとしても活用できます。この機会にICTスキルを習得し、事業所や地域全体で業務効率化を共に目指しましょう。