【ケアマネ業務】その悩み、AIなら3秒で解決!?書類作成の「ちょっと困った」を助けるAI活用術【講師:にこにこ監修】
「アセスメントシートの記入だけで日が暮れてしまう…」「モニタリングの報告書、もっと上手な表現はないかな?」「ご家族へのメール、失礼がないか気になって送信ボタンが押せない…」
ケアマネジャー(介護支援専門員)の仕事は、まさに「言葉探し」の連続ですよね。 利用者様と向き合う時間を大切にしたいのに、パソコンの前で頭を抱えている時間の方が長い…そんなジレンマを感じていませんか?
今回は、タダカヨのAI活用講座講師であるにこにこさんと一緒に、そんなケアマネ業務の「ちょっと困った」を助けてくれる、「お助けAI」の活用術をご紹介します。
難しい設定は一切ナシ。あなたの隣に「超優秀な秘書」が来てくれたと思って、気楽に読んでみてくださいね。
そもそも、AIはケアマネの何を助けてくれるの?
「AI(人工知能)」と聞くと、「勝手にケアプランを作られちゃうの?」「なんだか冷たい感じがする」と思われるかもしれません。
でも、にこにこさんが提案するAI活用は違います。AIは、ケアマネジャーの仕事を奪うものではなく、「あなたの思考を整理し、言葉にするのを手伝ってくれる優しい相談相手」なんです。
- 言葉が出てこない時 ⇒ 「別の言い方」を提案してくれます。
- 文章がまとまらない時 ⇒ きれいに「要約」してくれます。
- メールが不安な時 ⇒ 「丁寧な下書き」を作ってくれます。
最終的な決定をするのは、利用者様を一番よく知っている「あなた」です。AIはその手前の「事務作業」を、驚くほどのスピードで片付けてくれるのです。
では、具体的な「お助けシーン」を3つ見ていきましょう。
1.「言葉が出てこない…」を解決!魔法の言い換え術
アセスメントやケアプランを作成する際、ネガティブな情報をそのまま書くと、ご本人やご家族が読んだ時に悲しい気持ちになってしまうことがあります。でも、事実を曲げるわけにはいきません。ここでAIの出番です。
困ったシーン
「『頑固で、介護拒否が強い』と書きたいけれど、角が立つ表現は避けたい…」
AIにお願いしてみよう(プロンプト例)
「頑固で、気に入らないことがあると介護を拒否する」という状況を、ご家族が読んでも不快にならない、肯定的でプロフェッショナルな表現に言い換えてください。
AIの回答例
「ご自身の意思をしっかりとお持ちで、納得された支援には意欲的に取り組まれますが、ご意向に沿わない場合は慎重な姿勢を示されることがあります」
いかがですか? 「頑固」が「意思をしっかりお持ち」に変わるだけで、印象がガラリと変わります。「そうそう、こういう風に書きたかったの!」という表現を、AIは一瞬で提案してくれます。
2.「長文を読む・まとめるのが大変」を解決!超速・要約術
訪問時に急いでメモした手書きのノートや、サービス事業所から届く長い記録。これを毎月のモニタリング報告書(支援経過記録)にまとめるのは大変な作業です。
困ったシーン
「箇条書きのメモ書きを、ちゃんとした『文章』にするのが面倒…」
AIにお願いしてみよう(プロンプト例)
以下のメモをもとに、モニタリング報告書に載せるための200文字程度の文章を作成してください。文体は「です・ます」調でお願いします。
(メモの内容) ・お昼ご飯は半分くらい食べた。 ・足の浮腫みは少し良くなってる。 ・ヘルパーさんとも笑顔で話せてた。 ・お風呂はやっぱり嫌がる。来週また説得してみる。
AIの回答例
「昼食は半量程度摂取されています。下肢の浮腫は改善傾向にあり、ヘルパーとも笑顔で会話されるなど穏やかに過ごされています。一方、入浴に関しては拒否感が見られるため、来週改めてお声がけを行い、入浴の必要性を丁寧にお伝えしていく予定です。」
バラバラだったメモが、一瞬で「報告書」の形になりました。あなたは内容を確認し、微調整してコピペするだけ。これなら、残業時間を大幅に減らせそうですね。
3.「メールの文面が不安」を解決!対人調整のサポート
多忙な医師への照会や、サービス事業所への依頼、あるいはご家族へのデリケートな連絡。 「失礼があったらどうしよう」と悩み、何度も書き直して30分経過…なんてことはありませんか?
困ったシーン
「サービス担当者会議の日程調整をしたいけど、医師にメールを送るのが緊張する…」
AIにお願いしてみよう(プロンプト例)
医師に担当者会議への出席をお願いするメールの下書きを書いてください。 忙しいと思うので、もし出席が難しければ書面での照会でも構わない、という配慮を入れたいです。
AIの回答例
件名:【ご相談】〇〇様に関するサービス担当者会議について
〇〇先生
いつも大変お世話になっております。 (中略) 先生ご多忙の折、大変恐縮ではございますが、もし可能であれば会議にご同席いただけますと幸いです。
万が一、ご都合がつかない場合は、書面にてご意見を賜る形でも差し支えございません。先生のご負担のない範囲でご検討いただけますようお願い申し上げます。
これなら、安心して送信ボタンを押せますね。AIは「気疲れ」という見えない負担も軽くしてくれるのです。
AIで、心に「にこにこ」余裕を
AIに文章を考えてもらうことは、決して「手抜き」ではありません。 事務作業の時間を短縮して生まれた時間は、利用者様の話をゆっくり傾聴したり、ご家族の不安に寄り添ったりするための「本来のケアマネジメントの時間」に変わります。
にこにこさんがお伝えしたいのは、「パソコンと向き合う時間を減らして、人と向き合う時間を増やそう」ということです。
まずは、「ねえAIさん、この文章どう思う?」と、隣の席の同僚に話しかけるようにチャットに入力してみてください。きっと、頼もしい相棒があなたの仕事をサポートしてくれますよ。
監修
にこにこ 東川 信一
Nikoniko
活動地域:静岡県
サービス種別:居宅介護支援
活動地域:奈良県
サービス種別:居宅介護支援事業所
職 種:主任介護支援専門員
好きなツール:canva,zoom,WordPress,生成AI(最新機能、動画),業務効率化の研究など
保有資格:主任介護支援専門員 介護福祉士 スマート介護士Expert


