「タダスク」が受講者2万人を突破! – 介護業界のIT教育を無料で支援するオンラインスクール
1. 概要
NPO法人タダカヨ(所在地:東京都大田区、理事長:佐藤拡史)が運営する、介護業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するオンラインPCスクール「タダスク」が、2025年に年間受講者数2万人を突破した。
タダカヨが運営するこの無料オンラインPCスクールは、介護業界全体のIT導入を促進するため、質の高いオンラインIT講座を無料で提供し、2021年11月の開校以来、介護現場におけるIT導入のハードルを下げるとともに、生産性向上や業務効率化を支援してきた。
特に中小事業所において、人材不足やコスト制約が大きな課題となる介護業界において、「お金のかからないIT」をテーマに、この問題解決に貢献している。

2. 「タダスク」の社会的インパクトと急成長
タダスクは、受講者数2万人を突破という大きな節目を迎えた。
この成長の要因は、単なるITスキル習得にとどまらず、介護従事者が現場で即実践できるスキルを習得するための、実践的で体験型の講座形式にある。
講師の多くが現場で実際に介護業務に従事しており、その体験をもとに現場に寄り添った教育が行われているため、受講者は日々の業務に役立つスキルをすぐに活用することができる。また、無料で提供されており、介護現場で従事されている方なら、誰でも参加可能である。
3. 「タダスク」の教育アプローチとそのユニークな特徴
無料で実現するIT教育
タダスクは、無料のオンラインPC教育を提供するだけでなく、介護現場で直面する課題を解決するための実用的でインタラクティブな学習体験を提供している。現場経験豊富な介護従事者が講師となり、実際の業務に即した指導を行っており、受講者にとっては非常に価値のある学びとなっている。
受講者の業務効率化と業界全体のDX化加速
タダスクの講座を受講した介護従事者からは、「パソコン操作に自信が持てるようになり、業務効率が大幅に向上した」「学んだツールをそのまま業務に活用できる」といった声が多数寄せられている。このように、受講者一人ひとりが実務に即したスキルを身につけることができる点が、タダスクの最大の強みである。
4. 口コミとネットワークの力で全国的に広がる支援
地域社会との連携強化
タダスクは、全国各地の介護事業所や職能団体と連携し、「出張タダスク」を開催しています。これにより、介護現場のIT教育の機会を提供し、業界全体でのICT化を加速させている。
口コミとSNSでの拡大
参加者同士の口コミやSNSでのシェアにより、タダスクの認知度は急速に拡大している。受講生がスキル向上を実感し、業務に役立つツールを得られることで、新たな参加者を呼び込んでいる。
5. 未来の展望と社会的意義
タダスクは、今後さらに受講者数を増加させることを目指し、以下の施策を計画している。
「出張タダスク」の拡大
全国各地の介護事業所に現地訪問型のICT研修を提供し、介護現場のICT導入支援をさらに強化していく。
ICT支援を通じた業務改善
介護事業所ごとに特化した無料のICTサポート「タダサポ」を強化し、現場の業務効率化や生産性向上を実現する。
新コースの開設
地域包括支援センター向けや、特定の業務に特化した新たなコースを開設し、より多くの介護従事者のスキルアップをサポートしていく。
6. 受講者と講師の声
受講者の声
「タダスクの講座を受けてから、業務の効率化が大きく進み、利用者の方々と向き合う時間が増えました。今後も新しいツールを取り入れて、さらに業務の効率化を進めていきたいと思っています。」
「学んだITスキルを同僚にも伝え、チーム全体でスキルアップを図っています。こうしてみんなで学び合うことができるのはとても有益だと感じています。」

講師の声
「受講者が実務にすぐに活かせるスキルを習得し、業務効率が向上する瞬間に立ち会うことが、私たち講師にとって一番のやりがいです。受講者が実際に変化を実感し、成果をあげているのを見ると、非常に嬉しく思います。」
「現場で直面している課題に寄り添った指導を行うことで、介護業界のDX化に貢献していると感じています。受講者一人ひとりの成長が、業界全体の進歩に繋がることを実感しています。」
7. 社会的意義と今後の期待
タダスクの活動は、介護業界のIT導入を加速させるだけでなく、地域社会全体にポジティブな影響を与えている。
今後も、タダスクを通じてより多くの介護従事者にITスキルを提供し、業界全体の生産性向上を目指していく。