大阪介護支援専門員協会にて「介護DX」研修を実施!NPO法人タダカヨの『出張タダスク』で約70名がICT活用を体験

介護事業所のIT活用を支援するNPO法人タダカヨ(所在地:東京都大田区、理事長:佐藤拡史)は、2025年3月15日に大阪介護支援専門員協会の支部長会にて、無料オンラインPCスクール「タダカヨの出張タダスク」を開催しました。 会場でのリアル開催となった本研修には、約70名が参加し、介護現場におけるICT活用の可能性を体験しました。

今回の研修は、大阪介護支援専門員協会枚方市支部長からの依頼がきっかけです。「ICTの必要性は感じているが、どのように進めればよいかわからない」という声が支部長間で話題に上がることが多くなってきている中、それぞれの支部の研修に繋げることを目的として実施されました。

研修では、座学として「音声入力でメッセージ入力」「ChatGPTを使って研修立案」「音声×AIで支援経過記録作成」「Googleレンズ×AIで支援経過記録作成」といった最新の介護DXに関するテーマが取り上げられました。 現場での体験会では、参加者が各グループに分かれ、実際にスマートフォンを操作しながら「音声入力体験」「ChatGPTでの研修立案」「音声×AIによる記録作成体験」「Googleレンズ×AIによる記録作成体験」などのワークショップを行いました。

また、研修の一環として、ケアマネジャー向けのAIツールが参加者に配布され、その場で使用が試されました。 音声入力については、特別なアプリを必要とせずスマートフォンの標準機能を利用する方法が紹介されました。 研修には、初体験の参加者にも丁寧に対応できるよう、10名のタダカヨメンバーが支援役として参加しました。

参加者からは、以下のような声が寄せられました。

「ICT活用の可能性を感じた」
「各支部の悩みが共有できた」
「タダカヨさんの話が参考になった」
「ChatGPTの具体的な使い方が学べた」
「グループワークで情報交換できた」
「介護DXを体験できてよかった」
「ICTをもっと活用すべきだと感じた」など多数

NPO法人タダカヨは、「ITを上手に使って、お金をかけずにより良い介護へ」をVisionに掲げ、介護事業所の無料/低コストのITツール活用を支援する非営利団体です。 介護に役立つ無料/低コストITツールの普及によって、人手不足に苦慮する介護現場の生産性向上と社会保障費の抑制に貢献する事を目指しています。 これまでにも、介護従事者向けの無料オンラインPCスクール「タダスク」 や、高齢者施設向けの無料オンラインレクリエーション「タダレク」 などを主催しています。

今回の「タダカヨの出張タダスク」を通じて、参加者の皆様がICT活用の第一歩を踏み出し、今後の業務改善に繋げていただけることを期待しております。