介護事業所のパソコン（PC）買い替えガイド～タダカヨの現場で本当に使えるパソコン紹介～

昨今、介護現場でのパソコン（PC）は、業務効率化や介護ICTを活用する重要なツールであり、
利用者の情報管理、事業の安全性を確保するためにも不可欠です。

事業所で働く介護従事者にとって、PCの動作が遅くなることや、
新しいソフトウェアに対応できなくなることは、大きな問題となります。
しかし、実際にパソコン（PC）を買い替えるとき、導入する際には、
コスト・スペックなど含め何を基準に選べば良いのか、
またどのタイミングが適切なのか悩まれてしまうことかと思います。

実際に、タダカヨのコミュニティ「タダコミュ」や
無料ITサポート「タダサポ」で寄せられる質問の多くは、
パソコン（PC）や介護ソフトなどのシステムの切り替えに関するものです。
特に、介護テクノロジー導入支援事業/ICT導入支援事業のタイミングで皆さまお考えになるようです。
介護現場でのパソコン（PC）選定は皆さまの課題となっていることを知り、
本記事では、それらの質問に回答してきたタダカヨの専門家の意見も踏まえ、
具体的なアドバイスを記載し、皆さまの不安を解消しています。

パソコン（PC）の買い替えが必要な理由

介護の現場でも、パソコン（PC）は業務に必須です。
特に、計画書作成、申し送り、介護報酬の請求、介護記録、利用者情報管理としての使用は
業務効率化の重要な要素です。
しかし、パソコンには寿命（5年から10年）があります。
寿命に近づくと動作の遅延やソフトウェアの互換性が低下し、
日々行う業務に支障をきたすことがあります。
さらに、経年によりバージョンのサポートが終了してしまったり、
セキュリティソフトなどの更新ができなくなり、データの保護が難しくなるリスクも高まります。
2024年8月に実施したタダカヨのアンケート調査によると、
動作不良やセキュリティへの懸念が、介護現場でのパソコン買い替えを促す主な理由となっています。

適切なパソコン選定は、介護現場の業務効率化に直結します。
買い替えは、単なる設備更新ではなく、仕事の効率化とセキュリティ強化に欠かせないステップとなっています。

古いパソコン（PC）を使用するリスク

古いパソコン（PC）を使用し続けることは、業務効率の低下だけでなく、
セキュリティ面でのリスクを高めることにもつながります。
例えば、介護記録などや個人情報が保存されたパソコンが
ハッキングやウイルス感染のリスクに晒される可能性が高まります。
さらに、ソフトウェアの更新ができなくなると、
新しい機能やセキュリティパッチを利用できず、
結果として情報漏洩やデータの紛失といった深刻な問題が発生する恐れがあります。
こうしたリスクを考慮すると、パソコンの買い替えは単なる施設の保守点検・設備投資ではなく、
事業所・利用者の安全を守るための重要な施策であると言えるでしょう。
特に介護現場では、データの保護が最優先事項となるため、古いパソコンを使用し続けることは避けるべきです。

パソコン（PC）を選ぶ際のポイント　

購入する際には、下記のポイントを考慮する必要があります。
・性能: 安定して動作し、複数のアプリケーションを同時に使用できること。
・耐久性: 長時間使用しても安定した動作を維持すること。
・セキュリティ機能: 指紋認証や顔認証などの生体認証機能が備わっていること。
・操作性: 介護現場でのニーズに合ったサイズや使いやすさ。

我々タダカヨメンバーにアンケートした際にでた、失敗事例も抑えておいてください。
・慌てて購入した結果、カメラなしモデルを選んでしまい、外付けで対応せざるを得なかった。事前に十分な調査をしておけばよかったと後悔しています
・安さだけで選んだ結果、サポート終了後のOSのパソコンを買ってしまい、すぐに更新が必要になってしまった
・スペックを軽視して購入したため、複数のソフトウェアを同時に動かすと頻繁にフリーズし、業務に支障が出でた

タダカヨの無料ITサポート「タダサポ」でパソコン（PC）選定をする

タダカヨが推奨するパソコン（PC）6選！＋α

介護現場での使用を前提に、いくつかのパソコン（PC）モデルを推奨します。
これらのパソコンは、セキュリティ機能が強化されたモデル、長時間使用しても安定した性能を維持できるモデルです。
介護業務の負担を軽減し、業務効率を向上させるには十分に設計されています。

---

---

---

---

---

---

タダカヨの専門家からのコメント

＋α　タダスク講師が使用しているパソコン
タダカヨでは介護業界向けに無料のオンラインPCスクール「タダスク」をほぼ毎日開催しております。
タダスクの講師達は全員介護事業所に何らかの形で携わっております。
デイサービスや施設系サービスのスタッフや管理者、ケアマネとして現場で実際に使われているパソコンもご確認ください。

Let’s Note CF-SZ6

ThinkPad T14 Gen 4 (Intel® Core™)

Inspiron 15 3000

dynabook B55/M

まとめ

介護現場でのIT機器の導入には、専門的なサポートを活用することをお勧めします。
特に、スタッフがITに不慣れな場合、初期設定やトラブル対応で
大きな時間と労力を費やすことになります。
タダサポのような専門サービスを活用することで、これらの負担を軽減し、
現場のスタッフが本来の業務に集中できる環境を整えることができます。

NPO法人タダカヨから寄付のご協力を御願いします

NPO法人タダカヨは「タダでカイゴをヨクする」非営利活動行っています。
全国約24万件ある介護事業所さまに我々の活動が届くようにご協力を御願いできませんか？
介護ICTによるみなさまの負担軽減促進と、日本の社会保障制度が破綻することなく継続できるように。

【ご寄付の使用用途】
活動費はもちろん、タダカヨのサービスをもっとヨクしていくことと
デジタル化を介護業界に広めるための広報費として大切に使わせて頂きます。
下記をクリックし我々の想いをぜひご覧ください。