活動報告サマリー(22年4-6月)

NPO法人タダカヨは、4-6月も様々な非営利活動を行いました。活動を支えて下さっている皆様に本当に感謝しています。

期間中の主な活動をご紹介致します。

無料オンラインレク「タダレク」
3ヶ月間で延べ32,190名が参加

「コロナ禍のご高齢者に楽しみを届けたい!」「高齢者施設にZoom活用のきっかけを提供したい!」という想いから始めたタダカヨの無料オンラインレク「タダレク」。4月ー6月は毎月1回開催し、合計2146施設から推計32,190名の方に参加して頂きました(6月は6/30開催のため申込数ベース)

特に5月26日に開催した「あるある探検隊♪」でお馴染みの吉本興業レギュラー様をお招きしたお笑い介護レクは、大盛況でした。
開催中、多くの参加者がレギュラー様とやりとりされ、利用者様も職員の皆様も一緒になって楽しんでいただけた様子が伝わってきました。

<参加者の声(アンケート)>
・ご利用者の方がとても喜ばれていた。外出等の制限がある中、笑顔のご利用者を見られたのは嬉しかった。

・全国の方達と一緒に楽しむことができた。コロナ禍で外出がままならないが、レギュラーさんのように有名な方と短時間でも活動を共にでき、生活に潤いを与えられたから。

・オンラインで繋がるため、利用者が自分の存在をモニター越しに相手が理解してくれているのが分かり喜ばれていた。特に事業所の名前を何回か呼んで頂いたことで、一体感がでていました。 ありがとうございました。

また、タダレクをきっかけに初めてZoomを使った施設は、期間中に335軒増えて、合計1,020軒となりました。今後もZoom活用のきっかけを作り、オンライン面会やオンラインサービス担当者会議などの更なる普及に努めていきます。

本非営利イベントを助成して下さっているWAM様、非営利イベントに趣旨に共感し、出演・企画・運営などを支援して下さった東京トラベルパートナーズ、吉本興業、株式会社エブリ・プラス、NTT東日本様、BCC様、本当にありがとうございました。

介護従事者のための無料PCスクール「タダスク」
3ヶ月間で延べ312名参加

毎回ケアマネジャーを中心に50-120名が参加されるタダカヨの無料オンラインPCスクール「タダスク」。
4月ー6月は、計4回開催し、延べ312名の方に参加して頂きました(6月は6/26開催のため申込数ベース)

4/30には、ワークショップ形式のタダスクを開催しました。自治体によって書式が異なる介護保険申請書類を、参加者ご自身で、エクセルの「セル参照」を駆使して便利なフォーマットを作成して頂きました。

本非営利活動を助成して下さっているWAM様、タダスク内で講師や登壇に協力して下さったしろめがねさん、RYOさん、ツクツクさん、みっつさん、チホホさん、一人ケアマネのつぶやきさん、事例発表してくださった皆様、本当にありがとうございました。

介護従事者のための無料ITサポート「タダサポ」
3ヶ月間で37名に計53回の個別サポートを実施 

タダスクより更に介護従事者お一人おひとりに寄り添ってIT活用を支援している「タダサポ」。4月ー6月は37名の方に計53回の個別ITサポートを実施しました。サポートさせて頂いた内容は、エクセルやワードの基本操作方法に関するサポートから職員の検温管理のためのLINEWORKSチャットボット活用まで多岐に渡りました。

本非営利イベントを助成して下さっているWAM様、本当にありがとうございます。

NPO法人タダカヨの調査が衆議院 厚労委員会で活躍

衆院議員でデイサービス経営者でもいらっしゃる日本維新の会の一谷勇一郎先生が、4月1日の衆議院厚生労働委員会にて、NPO法人タダカヨが実施したアンケート結果を元に、政策提言をしてくださりました。その結果、介護事業所が低コストでIT化を進められる「個人端末の業務利用(BYOD)」が大幅に規制緩和されました。
現場の声をもとに規制緩和を実現して下さった一谷先生、本当に有難うございました。アンケートに協力して下さった皆様、有難うございました。

秋田県中央地区介護支援専門員協会主催の研修で講師を担当

5/20に秋田県介護支援専門員協会主催の研修会で、タダカヨの5名の理事がICT講師を担当しました。研修内では、ケアマネジャーのみなさんの多大な負荷となっている「文章作成」を効率化するノウハウとして、音声入力やGoogleレンズ、ラインワークスの活用方法などを実際にICTに触わりながら学んで頂きました。

貴重な機会を下さりました秋田県中央地区介護支援専門員協会の綿貫様、松本様、三浦様、川端様、本当にありがとうございました。

介護ビジョン様の特集記事に協力

日本医療経営様が出版されている『地域介護経営 介護ビジョン』の6月号において、「介護事業者向け無料&格安ICTおすすめ5選」という特集記事の作成にNPO法人タダカヨの理事2名が協力させて頂きました。


貴重な機会を下さりました日本医療経営様、本当にありがとうございました。

NPO法人タダカヨの「マスコットキャラクター」が誕生

NPO法人タダカヨのマスコットキャラクター「多田佳代ちゃん」が誕生しました。
デザインは、大人気連載中の介護マンガ『さくらと介護とオニオカメ!』の著者であるたかの歩さんが、タダカヨの非営利活動を応援するために寄贈して下さりました。
親しみやすく温かみのあるマスコットキャラクターの多田佳代ちゃんと共に、多くの介護従事者が抱える「ITに対する抵抗感」を和らげていきたいと思います。
■『さくらと介護とオニオカメ!』について
舞台は老健。認知病棟で働き始めた鬼岡明(おにおか めい)は、熊本リーダーとともに理想と実態の渦に巻き込まれ抗いながら、「現実」を生き抜いていく。実話をもとにしたヒューマンドラマドキュメンタリー。