出張タダスクGoogle Keep活用事例!:日高中部介護支援専門員連絡協議会様の介護ICT事例ご紹介

1. 研修の概要

  • テーマ: 「キーボードを使わない!Google Keepで実現する効率的な支援経過入力」
  • 開催日: 2025年12月17日
  • 開催形態: オンライン
  • 参加人数: 7名(日高中部地区のケアマネジャー等)
  • プロジェクトリーダー: チロル
  • 講師: まこと(セキュリティ、Google Keep担当)、チロル(AIケアマネジメント担当)

2. 相談の背景・想い

日高ブロック内(新ひだか町、新冠町など)は、1人〜2人体制の小規模なケアマネ事業所がほとんどであり、研修の機会や横の繋がりが不足しているという課題がありました。

昨年開催された「ケアマネカフェ」での情報交換をきっかけに、記録業務の負担を軽減したいというニーズが顕在化。特に「キーボード入力が苦手な方でも、スマートフォンを活用して効率的に文字入力ができるようになりたい」という具体的な想いから、今回の研修が企画されました。

3. 研修プログラム

以下の3本柱で構成しました。

  • 座学:正しく恐れるセキュリティ(15分): ICT活用に踏み出す前に、個人情報保護やリスク管理の基礎を再確認。
  • 実演と体験:便利なメモアプリ「Google Keep」活用術(40分): 音声入力によるテキスト作成、写真(画像)からのテキスト抽出など、支援経過入力を効率化する具体的な機能をデモンストレーション。
  • 座学:AIケアマネジメントの可能性(20分): 最新のAIツールがケアマネジメント業務をどうサポートできるかを紹介。

4. 当日のトピックスと課題解決

  • オンラインでの体験型研修: 現地で直接操作をサポートする予定だった「音声入力」や「OCR(画像文字起こし)」をオンラインで伝えることの難しさも実感しましたが、画面共有を駆使して手順を丁寧に解説しました。

「参加者の声」の要素を盛り込み、より現場のリアルな熱量と今後の課題解決への姿勢が伝わる内容にブラッシュアップしました。

5.参加者の声:現場の「へぇ〜!」が変革の第一歩

少人数での開催となりましたが、画面越しにも参加者の皆様が「興味津々」で受講されている様子が伝わる熱量のある時間となりました。

「セキュリティ面で、2段階認証などの具体的な安全策についてもさらに深掘りして聞いてみたいと感じた。」

「既存のシステム(電子カルテ等)との兼ね合いはあるが、アプリでここまで色々なことができると知れて良かった。」

「実際の演習を通じて、Google KeepとAIケアマネジメントの活用が非常に参考になった。」

6.研修プログラム:安全性と利便性を両立する3部構成

オンライン開催という特性を活かし、以下の3つのステップで進行しました。

  1. 「正しく恐れる」セキュリティ講座 ICT活用に踏み出す第一歩として、個人情報保護とリスク管理の基礎を再確認。
  2. Google Keep活用術:音声入力と画像文字起こしの実演 メモアプリ「Google Keep」を活用し、音声によるテキスト作成や写真からの文字抽出(OCR)を実演。キーボードに頼らない入力スタイルを提示しました。
  3. AIケアマネジメントの可能性 最新のAIツールが、ケアマネジャーの専門業務をどのようにサポートし得るか、未来の展望を共有しました。

7.地域課題へのアプローチ:オンラインがつなぐ地域の未来

広域な日高ブロックにおいて、オンライン研修の定着は「学びの機会の平等」を意味します。

移動時間を削減できるだけでなく、悪天候時や災害時でも地域内の連携を維持するための強力なインフラとなります。今回はオンライン特有の「操作サポートの難しさ」という課題もありましたが、画面共有を活用した丁寧な解説により、参加者の皆様からは新しい手法への高い関心をいただきました。

8.今後の展望:地域格差のないICT支援を目指して

本事例を通じて、小規模な事業所や広域な地域ほど、ICT導入による恩恵が大きいことを改めて確信いたしました。

今後は、オンラインの利便性と、現地でのリアルな伴走支援を組み合わせ、ケアマネジャーの皆様が「その場でできる」という手応えをより確実に持てるようなサポート体制を強化してまいります。