【介護現場向け】ゼロから始めるZoom入門|講師のはっちが監修!オンライン面会・研修を効率化!ZOOMの基本的な内容をレクチャー!
「Zoom(ズーム)って最近よく聞くけど、なんだか難しそう…」 「操作を間違えて、相手に迷惑をかけたらどうしよう…」
新しいデジタルツールを導入するとき、このような不安を感じる介護職の方は少なくありません。日々の業務で手一杯な中で、新しいことを覚えるのは大変ですよね。
しかし、ご安心ください。タダカヨの講師でおなじみの「おハムさん(井上さん)」も、「最初は誰でも初心者です。失敗しても大丈夫!」と常々おっしゃっています。Zoomは、ポイントさえ押さえれば、電話をかけるのと同じくらい手軽に使える道具です。
この記事では、ICTが苦手な介護従事者の方に向けて、「これだけ知っていれば大丈夫」というZoomの基本を、専門用語を使わずに優しく解説します。
なぜ今、介護現場でZoomが必要なのか?
「今まで通り電話や対面じゃダメなの?」と思われるかもしれません。しかし、Zoomを使うことで、私たち介護職だけでなく、利用者様やご家族にも大きなメリットがあります。
オンライン面会で「会えない」を解消する 感染症の流行時期や、ご家族が遠方に住んでいる場合、直接の面会が難しいことがあります。そんな時、Zoomを使えば「顔を見て話す」ことができます。 電話の声だけでは伝わらない、利用者様の元気な表情や笑顔をご家族に届けることができる。これは、心のケアという観点からも非常に大きな価値があります。
研修・会議の移動時間をゼロにして業務効率化 外部研修や会議のために、往復1時間かけて移動していませんか? Zoomを使えば、事業所にいながら研修に参加できます。移動に使っていた時間を、記録の作成や利用者様との関わりに使えるようになるため、業務負担の軽減(効率化)に直結します。
【準備編】Zoomを使うために必要な3つのもの
Zoomを始めるのに、高価な機材は必要ありません。まずは以下の3つが揃っているか確認しましょう。
- 端末(スマホ、タブレット、パソコンのいずれか) 使い慣れているスマートフォンで十分です。画面が大きいタブレットだと、利用者様も見やすくておすすめです。
- インターネット環境 動画をやり取りするため、Wi-Fi(ワイファイ)に繋がっている状態がベストです。
- Zoomアプリ これがないと始まりません。事前に「Zoom Workplace(旧:Zoom Cloud Meetings)」というアプリをインストールしておきましょう。
【実践編】まずはここから!招待URLから参加する方法
介護現場で一番多いのは、「送られてきた招待状(URL)から会議や面会に参加する」というケースです。ホスト(主催者)になる前に、まずは「ゲスト参加」をマスターしましょう。
送られてきたURLをタップする
メールで、主催者から「Zoomミーティングに参加する」という青い文字のリンク(URL)が届きます。まずはそのURLを指でタップ(クリック)してください。自動的にZoomアプリが立ち上がります。
名前を入力する
「名前を入力してください」と出たら、自分の名前や事業所名を入力します。
例:「タダカヨ太郎」「〇〇デイサービス」など、相手に誰か分かるようにしましょう。
カメラへのアクセスを許可する
「Zoomがカメラへのアクセスを求めています」と出たら、「OK」や「許可」を選びます。
次に「ビデオ付きで参加」という青いボタンを押すと、自分の顔が相手に映ります。
【最重要】「オーディオに参加」の設定
ここが一番のつまずきポイントです! 画面に入った直後、「他のユーザーの音声を聞くにはオーディオに参加してください」というメッセージが出ます。
ここで必ず、以下の選択肢を選んでください。
- iPhone/iPadの場合:「Wi-Fiまたは携帯のデータ」
- Androidの場合:「インターネット経由で呼び出す」(または「Wi-Fiまたは携帯のデータ」)
これを選ばないと、「相手の声が聞こえない」「こちらの声が届かない」という状態になります。
困ったときは?よくあるトラブルと解決策
「あれ?うまくいかない」と思っても焦らなくて大丈夫です。よくあるトラブルの9割は、以下の方法で解決します。
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相手の声が聞こえません / 自分の声が届きません
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マイクのマークを確認してください。 画面の左下にある「マイクのマーク」に赤い斜線が入っていませんか?これは「ミュート(消音)」の状態です。マークをタップして、斜線を消してください。 もしそれでも聞こえない場合は、一度退出して、入り直し、先ほどの「Wi-Fiまたは携帯のデータ」を選び直すと直ることが多いです。
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自分の顔が映りません
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ビデオのマークを確認してください。 マイクの隣にある「ビデオカメラのマーク」に赤い斜線が入っていると、こちらの映像がオフになっています。タップして「ビデオの開始」にしましょう。
ICTは「ケアの質」を高めるための道具です。
最初は操作に戸惑うこともあるかもしれませんが、Zoomはあくまで「道具」です。 大切なのは、その道具を使って「利用者様とご家族を繋ぐこと」や「新しい知識を得てケアに活かすこと」です。
「失敗しても、パソコンやスマホが爆発するわけじゃありません。まずは一回、同僚同士で練習してみましょう!」
まずは職員同士で隣の部屋からZoomを繋いでみる、そんな小さな一歩から始めてみませんか? デジタルを活用して、もっと温かい介護の現場を一緒に作っていきましょう。
監修
はっち 蜂須賀 大策
Hacchi
活動地域:大阪府
サービス種別:福祉用具専門相談員
職 種:住宅改修、福祉用具貸与・販売
好きなツール:Evernote、ChatGPT、audiobook 4年以上、2日に1冊のペースで読了してます!
保有資格:福祉住環境コーディネーター、福祉用具プランナー、石綿含有建材調査者、介護ITインストラクター、JPEA認定プレゼントレーナー



