大分県を縦断!展示会行脚(前半戦終了)

1. 概要

NPO法人タダカヨ(所在地:東京都大田区、理事長代表理事:佐藤拡史)は、2025年3月~4月にかけて、 大分県内7地域 各地(佐伯市、豊後大野市、臼杵市、由布市、別府市、日出町、中津市)で開催された福祉用具展示会「ミライカイゴ展示会」(主催:株式会社ナガヨシ)において、ICT活用促進のための体験ブースを出展した。

ブースでは、ケアマネジャーや介護事業所職員を対象に、AIや音声入力を活用したケアプラン・支援経過記録・議事録等の作成支援ツールを紹介した。来場者からは、日々の業務負担を軽減し、「誰かに向き合う時間」を生み出すICTの可能性に対し、驚きと感動の声が多数寄せられた。

展示会概要

展示会名称:ミライカイゴ展示会2025 in 大分各地

主催:株式会社ナガヨシ(所在地:大分県豊後大野市緒方町馬場31番地1)

開催日/場所:
3/12(水) 佐伯市
4/10(木) 豊後大野市
4/11(金) 臼杵市
4/16(水) 由布市
4/17(木) 別府市
4/23(水) 日出町
4/24(木) 中津市

参加人数:
467名(全7会場)

以降、後半戦の開催予定:
7/17(木)  J:COM ホルトホール大分(大分県大分市)
11/14(金)  福岡アイランドシティ(福岡県福岡市)

2. 書類作成の負担を減らし、ケアの本質に向き合う支援

展示ブースでは、音声入力とAIを組み合わせることで、瞬時に高品質な文章を作成する様子をデモンストレーションした。
来場したケアマネジャーや相談員、施設管理者からは、「これほど簡単にできるとは思わなかった」「記録作業のストレスが軽減できる」といった声が多く寄せられた。
この反応の背景には、日常業務に追われる中で、利用者や家族との対話、組織づくりに十分な時間を確保できないという業界共通の課題がある。
こうした現場のリアルな悩みに応えるべく、NPO法人タダカヨはICT支援を無償で提供する「タダスク」「タダサポ」等のオンラインサポートも紹介し、来場者から団体の活動に対する高い関心と感謝の声が寄せられた。

3. 「使う人目線」の支援が不可欠──展示会場の声から見えた今後の課題

今回の展示会を通じて、ICTツールが「便利そう」に見えても、実際の現場では導入に躊躇したり、運用につまずいたりするケースが多いという現実を改めて認識した。
技術の進歩だけでは現場のDX化は進まない。使う人に寄り添った丁寧な支援が不可欠である。
NPO法人タダカヨは今後も、単なるツール紹介に留まらず、介護現場に「やさしく・わかりやすく」寄り添う支援を推進し、サービス種別を問わず業界全体の底上げに貢献していく。

4. 今後の出展予定

株式会社ナガヨシが開催する展示会が本年、下記スケジュールの開催予定に併せて出展する予定である。

  • 7/17(木)  J:COM ホルトホール大分(大分県大分市)
  • 11/14(金)  福岡県福岡市